【14.憲問:第01】
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憲問恥。子曰。邦有道穀。邦無道穀。恥也。
憲
けん
、
恥
はじ
を
問
と
う。
子
し
曰
のたまわ
く、
邦
くに
、
道
みち
有
あ
れば
穀
こく
す。
邦
くに
、
道
みち
無
な
くして
穀
こく
するは、
恥
はじ
なり。
憲
けん
が恥についてたずねた。先師がこたえられた。――
「国に道が行なわれている時、仕えて
禄
ろく
を
食
は
むのは恥ずべきことではない。しかし、国に道が行なわれていないのに、その禄を食むのは恥ずべきである」(下村湖人『現代訳論語』)
けん、はじをとう。しのたまわく、くに、みちあればこくす。くに、みちなくしてこくするは、はじなり。