【02.為政:第02】
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子曰。詩三百。一言以蔽之。曰思無邪。
子
し
曰
のたまわ
く、
詩
し
三百
さんびゃく
、
一言
いちげん
以
もっ
て
之
これ
を
蔽
おお
えば、
曰
いわ
く、
思
おも
い
邪
よこしま
無
な
し。
先師がいわれた。――
「詩経にはおよそ三百篇の詩があるが、その全体を貫く精神は『思い
邪
よこしま
なし』の一句につきている」(下村湖人『現代訳論語』)
しのたまわく、しさんびゃく、いちげんもってこれをおおえば、いわく、おもいよこしまなし。