【01.学而:第07】

◀Back     Next▶        
子夏曰。賢賢易色。事父母能竭其力。事君能致其身。與朋友交。言而有信。雖曰未學。吾必謂之學矣。
子夏しか曰いわく、賢けんを賢けんとして色いろを易かえ、父母ふぼに事つかえては能よく其その力ちからを竭つくし、君きみに事つかえて能よく其その身みを致いたし、朋友ほうゆうと交まじわり、言いいて信しん有あらば、未いまだ学まなばずと曰いうと雖いえども、吾われは必かならず之これを学まなびたりと謂いわん。
子夏しかがいった。――
「美人を慕うかわりに賢者を慕い、父母に仕えて力のあらんかぎりをつくし、君に仕えて一身の安危を省みず、朋友と交って片言隻句も信義にたがうことがないならば、かりにその人が世間にいわゆる無学の人であっても、私は断乎としてその人を学者と呼ぶに躊躇しないであろう」(下村湖人『現代訳論語』)
しかいわく、けんをけんとしていろをかえ、ふぼにつかえてはよくそのちからをつくし、きみにつかえてよくそのみをいたし、ほうゆうとまじわり、いいてしんあらば、いまだまなばずというといえども、われはかならずこれをまなびたりといわん。