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子貢曰。君子之過也。如日月之食焉。過也人皆見之。更也人皆仰之。
こういわく、くんあやまちや、日月じつげつしょくのごとし。あやまつやひとみなこれる。あらたむるやひとみなこれあおぐ。
子貢がいった。――
「君子の過ちは日蝕や月蝕のようなものである。過ちがあると、すべての人がそのかげりを見るし、過ちを改めると、すべての人がその光を仰ぐのだから」(下村湖人『現代訳論語』)