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【19.子張:第11】
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子夏曰。大德不踰閑。小德出入可也。
子夏
(
しか
)
曰
(
いわ
)
く、
大徳
(
だいとく
)
は
閑
(
のり
)
を
踰
(
こ
)
えざれば、
小
(
しょう
)
徳
(
とく
)
は
出入
(
しゅつにゅう
)
すとも
可
(
か
)
なり。
子夏がいった。――
「大徳が軌道をはずれていなければ、小徳は多少の出入りがあっても、さしてとがむべきではない」(下村湖人『現代訳論語』)