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【10.郷党:第12】
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廐焚。子退朝。曰。傷人乎。不問馬。
廐
(
うまや
)
焚
(
や
)
けたり。
子
(
し
)
、
朝
(
ちょう
)
より
退
(
しりぞ
)
く。
曰
(
いわ
)
く、
人
(
ひと
)
を
傷
(
そこな
)
えるかと。
馬
(
うま
)
を
問
(
と
)
わず。
先生の馬屋が焼けた。朝廷からお帰りになった先生は人にけがはなかったか、と問われたきり、馬のことは問われなかった。(下村湖人『現代訳論語』)