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【09.子罕:第27】
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子曰。歳寒。然後知松柏之後彫也。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
歳
(
とし
)
寒
(
さむ
)
くして、
然
(
しか
)
る
後
(
のち
)
に
松
(
しょう
)
柏
(
はく
)
の
彫
(
しぼ
)
むに
後
(
おく
)
るるを
知
(
し
)
る。
先師がいわれた。――
「寒さに向うと、松柏の常盤木であることがよくわかる。ふだんはどの木も一様に青い色をしているが」(下村湖人『現代訳論語』)