◀前 【07.述而:第03】 次▶
子曰。德之不脩。學之不講。聞義不能徙。不善不能改。是吾憂也。
のたまわく、とくおさまらざる、がくこうぜざる、いてうつあたわざる、ぜんあらたむるあたわざる、うれいなり。
先師がいわれた。――
「修徳の未熟なこと、研学の不徹底なこと、正義と知ってただちに実践にうつり得ないこと、不善の行いを改めることができないこと。――いつも私の気がかりになっているのは、この四つのことだ」(下村湖人『現代訳論語』)