◀前
【07.述而:第02】
次▶
子曰。默而識之。學而不厭。誨人不倦。何有於我哉。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
黙
(
もく
)
して
之
(
これ
)
を
識
(
し
)
り、
学
(
まな
)
びて
厭
(
いと
)
わず、
人
(
ひと
)
を
誨
(
おし
)
えて
倦
(
う
)
まず。
何
(
なに
)
か
我
(
われ
)
に
有
(
あ
)
らんや。
先師がいわれた。――
「沈黙のうちに心に銘記する、あくことなく学ぶ、そして倦むことなく人を導く。それだけは私にできる。そして私にできるのは、ただそれだけだ」(下村湖人『現代訳論語』)