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子見南子。子路不説。夫子矢之曰。予所否者。天厭之。天厭之。
なんる。子路しろよろこばず。ふうこれちかいていわく、しからざるところものは、てんこれてん。てんこれてん。
先師がなんに謁見された。子路がそのことについて遺憾の意を表した。先師は、すると、誓言するようにいわれた。――
「私のやったことが、もし道にかなわなかったとしたら、天がゆるしてはおかれない。天がゆるしてはおかれない」(下村湖人『現代訳論語』)