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伯牛有疾。子問之。自牖執其手。曰。亡之。命矣夫。斯人也而有斯疾也。斯人也而有斯疾也。
はくぎゅうやまいり。これい、まどよりりていわく、これからん。めいなるかな。ひとにしてやまいるや。ひとにしてやまいるや。
はくぎゅうらいを病んで危篤におちいった。先師は彼をその家に見舞われ、窓から彼の手をとって永訣された。そしてなげいていわれた。
「惜しい人がなくなる。これも天命だろう。それにしても、この人にこの業病ごうびょうがあろうとは。この人にこの業病があろうとは」(下村湖人『現代訳論語』)