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【06.雍也:第05】
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子曰。回也。其心三月不違仁。其餘則日月至焉而已矣。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
回
(
かい
)
や、
其
(
そ
)
の
心
(
こころ
)
三月
(
さんげつ
)
仁
(
じん
)
に
違
(
たが
)
わず。
其
(
そ
)
の
余
(
よ
)
は
則
(
すなわ
)
ち
日
(
ひ
)
に
月
(
つき
)
に
至
(
いた
)
るのみ。
先師がいわれた。――
「回よ、三月の間、心が仁の原理を離れなければ、その他の衆徳は日に月に進んでくるものだ」(下村湖人『現代訳論語』)