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【04.里仁:第01】
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子曰。里仁爲美。擇不處仁。焉得知。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
里
(
り
)
は
仁
(
じん
)
なるを
美
(
よ
)
しと
為
(
な
)
す。
択
(
えら
)
んで
仁
(
じん
)
に
処
(
お
)
らずんば、
焉
(
いずく
)
んぞ
知
(
ち
)
なるを
得
(
え
)
ん。
先師がいわれた。――
「隣保生活には何よりも親切心が第一である。親切気のないところに居所をえらぶのは、賢明だとはいえない」(下村湖人『現代訳論語』)