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子曰。居上不寛。爲禮不敬。臨喪不哀。吾何以觀之哉。
のたまわく、かみかんならず、れいしてけいせず、のぞんでかなしまずんば、われなにもってかこれんや。
先師がいわれた。――
「人の上に立って寛容でなく、礼を行なうのに敬意をかき、葬儀に参列しても悲しい気持になれない人間は、始末におえない人間だ」(下村湖人『現代訳論語』)