◀前
【03.八佾:第20】
次▶
子曰。關雎樂而不淫。哀而不傷。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
関雎
(
かんしょ
)
は
楽
(
たの
)
しみて
淫
(
いん
)
せず、
哀
(
かな
)
しみて
傷
(
やぶ
)
らず。
先師がいわれた。――
「
関雎
(
かんしょ
)
の詩は歓楽を歌っているが、歓楽におぼれてはいない。悲哀を歌っているが、悲哀にやぶれてはいない」(下村湖人『現代訳論語』)