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【03.八佾:第10】
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子曰。禘自既灌而往者。吾不欲觀之矣。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
禘
(
てい
)
は
既
(
すで
)
に
灌
(
かん
)
してより
往
(
のち
)
は、
吾
(
われ
)
之
(
これ
)
を
観
(
み
)
るを
欲
(
ほっ
)
せず。
先師がいわれた。――
「
禘
(
てい
)
の祭は見たくないものの一つだが、それでも酒を地にそそぐ降神式あたりまでは、まだどうにかがまんができる。しかしそのあとはとても見ていられない」(下村湖人『現代訳論語』)