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【02.為政:第17】
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子曰。由。誨女知之乎。知之爲知之。不知爲不知。是知也。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
由
(
ゆう
)
、
女
(
なんじ
)
に
之
(
これ
)
を
知
(
し
)
ることを
誨
(
おし
)
えんか。
之
(
これ
)
を
知
(
し
)
るを
之
(
これ
)
を
知
(
し
)
ると
為
(
な
)
し、
知
(
し
)
らざるを
知
(
し
)
らずと
為
(
な
)
す。
是
(
こ
)
れ
知
(
し
)
るなり。
先師がいわれた。――
「
由
(
ゆう
)
よ、お前に『知る』ということはどういうことか、教えてあげよう。知っていることは知っている、知らないことは知らないとして、素直な態度になる。それが知るということになるのだ」(下村湖人『現代訳論語』)