【11.先進:第03】
◀Back
Next▶
読み上げ
子曰。回也。非助我者也。於吾言無所不説。
子
し
曰
のたまわ
く、
回
かい
や
我
われ
を
助
たす
くる
者
もの
に
非
あら
ざるなり。
吾
わ
が
言
げん
に
於
お
いて、
説
よろこ
ばざる
所
ところ
無
な
し。
先師がいわれた。――
「回はいっこう私を啓発してはくれない。私のいうことは、なんの疑問もなく、すぐのみこんでしまうのだから」(下村湖人『現代訳論語』)
しのたまわく、かいやわれをたすくるものにあらざるなり。わがげんにおいて、よろこばざるところなし。