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【06.雍也:第27】
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子曰。中庸之爲德也。其至矣乎。民鮮久矣。
子
(
し
)
曰
(
のたまわ
)
く、
中
(
ちゅう
)
庸
(
よう
)
の
徳
(
とく
)
たるや、
其
(
そ
)
れ
至
(
いた
)
れるかな。
民
(
たみ
)
鮮
(
すくな
)
きこと
久
(
ひさ
)
し。
先師がいわれた。――
「中庸こそは完全至高の徳だ。それが人々の間に行なわれなくなってから久しいものである」(下村湖人『現代訳論語』)