【03.八佾:第25】
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子謂韶。盡美矣。又盡善也。謂武。盡美矣。未盡善也。
子
し
、
韶
しょう
を
謂
い
う。
美
び
を
尽
つ
くせり、
又
また
善
ぜん
を
尽
つ
くせり。
武
ぶ
を
謂
い
う。
美
び
を
尽
つ
くせり、
未
いま
だ
善
ぜん
を
尽
つ
くさざるなり。
先師が楽曲
韶
しょう
を評していわれた。――
「美の極致であり、また善の極致である」
さらに楽曲
武
ぶ
を評していわれた。――
「美の極致ではあるが、まだ善の極致だとはいえない」(下村湖人『現代訳論語』)
し、しょうをいう。びをつくせり、またぜんをつくせり。ぶをいう。びをつくせり、いまだぜんをつくさざるなり。