【03.八佾:第26】
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子曰。居上不寛。爲禮不敬。臨喪不哀。吾何以觀之哉。
子
し
曰
のたまわ
く、
上
かみ
に
居
い
て
寛
かん
ならず、
礼
れい
を
為
な
して
敬
けい
せず、
喪
も
に
臨
のぞ
んで
哀
かな
しまずんば、
吾
われ
何
なに
を
以
もっ
てか
之
これ
を
観
み
んや。
先師がいわれた。――
「人の上に立って寛容でなく、礼を行なうのに敬意をかき、葬儀に参列しても悲しい気持になれない人間は、始末におえない人間だ」(下村湖人『現代訳論語』)
しのたまわく、かみにいてかんならず、れいをなしてけいせず、もにのぞんでかなしまずんば、われなにをもってかこれをみんや。