【03.八佾:第16】
◀Back
Next▶
読み上げ
子曰。射不主皮。爲力不同科。古之道也。
子
し
曰
のたまわ
く、
射
しゃ
は
皮
ひ
を
主
しゅ
とせず。
力
ちから
を
為
な
すに
科
か
を
同
おな
じくせず。
古
いにしえ
の
道
みち
なり。
先師がいわれた。――
「
射
しゃ
の主目的は的にあてることで、
的皮
まとがわ
を射ぬくことではない。人の力には強弱があってひとしくないからである。これは
古
いにしえ
の道である」(下村湖人『現代訳論語』)
しのたまわく、しゃはひをしゅとせず。ちからをなすにかをおなじくせず。いにしえのみちなり。