【03.八佾:第12】
◀Back Next▶
祭如在。祭神如神在。子曰。吾不與。祭如不祭。
祭ること在すがごとくす。神を祭るには神在すがごとくす。子曰く、吾祭りに与らざれば、祭らざるがごとし。
先師は、祖先を祭る時には、祖先をまのあたりに見るような、また、神を祭る時には、神をまのあたりに見るようなご様子で祭られた。そしていつもいわれた。――
「私は自分みずから祭を行なわないと、祭ったという気がしない」(下村湖人『現代訳論語』)
まつることいますがごとくす。かみをまつるにはかみいますがごとくす。しのたまわく、われまつりにあずからざれば、まつらざるがごとし。