【03.八佾:第05】
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子曰。夷狄之有君。不如諸夏之亡也。
子
し
曰
いわ
く、
夷
い
狄
てき
の
君
きみ
有
あ
るは、
諸
しょ
夏
か
の
亡
な
きに
如
し
かず。
子
し
曰
いわ
く、
夷
い
狄
てき
すら
之
こ
れ
君
きみ
有
あ
り。
諸
しょ
夏
か
の
亡
な
きがごとくならず。
先師がいわれた。――
「夷狄の国にも君主があって秩序が立っている。現在の乱脈な中華諸国のようなものではないのだ」(下村湖人『現代訳論語』)
しいわく、いてきのきみあるは、しょかのなきにしかず。
しいわく、いてきすらこれきみあり。しょかのなきがごとくならず。