【03.八佾:第04】

◀Back     Next▶        
林放問禮之本。子曰。大哉問。禮與其奢也寧儉。喪與其易也寧戚。
林放りんぽうれいもとう。のたまわく、だいなるかないや。れいおごらんよりはむしけんせよ。そうおさめんよりはむしいため。
林放りんぽうが礼の根本義をたずねた。先師がこたえられた。――
「大事な質問だ。吉礼は、ぜいたくに金をかけるよりも、つまし過ぎる方がいい。凶礼は手落ちがないことよりも、深い悲しみの情があらわれている方がよい」(下村湖人『現代訳論語』)
りんぽう、れいのもとをとう。しのたまわく、だいなるかなといや。れいはそのおごらんよりはむしろけんせよ。そうはそのおさめんよりはむしろいため。